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電気設備業向け 積算・見積ソフト「EstimaCity電設」とは
「EstimaCity電設」は、図面や材料拾い表などをもとに材料を積み上げて見積を作成する電気設備業向けの見積作成ソフトです。
各材料に歩掛が設定されており、電工費や運搬費などの経費があらかじめ設定された計算式をもとに自動で算出されます。
作成した見積の金額や数量が貴社オリジナルの帳票に反映されるので、見積はもちろん、請求書や原価計算書なども作成可能。
電気設備業の積算・見積作成に必要な機能を搭載しているので、業務効率アップを叶えられます。
「EstimaCity電設」基本機能
見積作成画面
見積を作成する際は、「材料マスタ」から部材を選択していきます。
材料を見積作成画面に入れると、計算式に基づいて部材の支持材や電工費、運搬費などの経費が自動で算出されます。
材料を御支給品や撤去工事として登録したり、材料マスタの材料の単価の1.5倍を見積金額として扱ったりなど、細かい部分まで調整を行うことが可能です。

電気設備業向けの材料マスタ
「EstimaCity電設」で見積を作成する際に使う、ケーブルや照明器具などの部材が登録されているものを「材料マスタ」といいます。
単価を5パターン登録でき、各材料に付属する歩掛も5パターンまで登録できるので、部材の業者ごと、顧客ごとに適したマスタを作成・登録可能です。
「EstimaCity電設」の材料マスタは自由に編集可能ですので、名前の変更や追加も自由に行えます。
パスワード設定機能もございますので、「だれでも編集できると心配…」という方も安心してご利用いただけます。

各種単価データの読込み
建設物価や積算資料の材料単価データを取り込む機能です。
材料マスタの単価コードに各社から出されている材料データのコードを対応させることにより、材料単価を取り込むことができます。

※ 建設物価・積算資料の単価データは、別途購入が必要です。
見積検討・集計
見積の金額を「EstimaCity電設」の画面上でシミュレーションする機能です。
見積の合計金額を頭合わせし、どの部分で金額を調整するかを指定できるので、たとえば「見積合計金額をキリのいい金額にしたいから、電工費を調整する」といったことができます。
原価率を配慮したいときや、見積金額の調整を行いたいときなどに便利にお使いいただけます。

拾い出しソフト「究極のhiroi」との連携
弊社拾い出しソフト「究極のhiroi」との連携が可能です。
「究極のhiroi」で拾い出しを行ったデータを「EstimaCity電設」で読み込むと、拾い出したケーブルや照明器具の数量データがそのままに反映されるので、見積金額や電工費などの経費がすぐに算出されます。
拾い出し表を見ながら見積に材料を入れていく手間が省けるので、あっという間に見積作成が完了します◎

多彩な帳票類を作成可能
作成した見積データの内容は、「帳票」に反映し印刷します。社外向け・社内向けそれぞれの帳票を作成可能です。
- 社外向け
見積はもちろん、請求書や原価計算書などを貴社仕様で作成できるので、見栄えの良い書類を提出できます。
- 社内向け
見積のどの項目を表示させるかをカスタムできる「パターン登録機能」を搭載しておりますので、原価表用や材料注文用など、充実した社内帳票の作成が可能です。こうしたデータを蓄積し、金額の適・不適の見極め、実行予算の管理、経理面での資金計画の指標としてお使いいただくことで取引先との信頼関係の向上や仕事の受注アップにつながります。

「EstimaCity電設」オプション
複合単価
通常見積から複合単価の見積形式に表示を変更する機能です。
- 「EstimaCity電設」においての複合単価は、
単価+(単価×歩掛)+(単価×消耗品雑材料率)+(単価×補給率)+(単価×付属品)+(単価×その他率)
という計算式をもとに自動計算のうえ、表示します。 - (株)全日出版社の「電気設備工事 積算実務マニュアル」掲載の複合単価の金額とは必ずしも合致しません。

合成単価
配線器具やスイッチ、盤類などの多品種からなる部材を、組合として作成して見積に反映する機能です。
単価や歩掛、仕様等を自動で合成して見積へ反映します。合成した単価を材料マスタに登録することも出来ます。

エクセルコンバータ
「EstimaCity電設」で作成した見積書のデータを「Excel」形式に自動変換するシステムです。
Excel上で数式を持っているので(※)、金額を少し変更した際などに見積の合計金額や消費税が変更されます。
(※)電工費や支持材などの経費は変更されません。
★こんな方におすすめ★
| [1] | 取引先は「EstimaCity電設」を使用していないが、見積書をデータで送付する必要がある |
| [2] | 昔はExcelで見積書を作成していたため、見積書フォーマットは従来のものを使用したい |

雛形(テンプレート)
一度作成した見積書をもとにして新しい見積書を作成する際に便利なオプションです。
以前に作成した見積書の数量を倍数により加算したり、材料明細のみを反映させたりすることができます。
前の見積を開いて、一つずつ材料を確認して手打ちで数量を変更し新規保存する…という手間を省くことができます。

材料簡易呼出(メニューシート)
材料マスターをメニューシート型にしたものを用いて、よく使用する材料を自由に登録し、呼び出すことができる機能です。
パソコンの操作に不慣れな方でもメニューシートを使用すれば、心配ありません。

見積情報拡張機能
見積情報の項目にない情報を追加で100件まで付け加えることができる機能です。
テキスト出力も可能ですので、用途・坪数などの情報を付加することでのちのちの検討材料として役立てることも可能です。

「EstimaCity電設」商品一覧
ソフトウェア
| 製品名・バージョン | 備考 |
| EstimaCity 電設(Ver18) |
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| 会員制サポートサービス(年間保守) |
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バージョンアップ
| 製品名・バージョン | 備考 |
| EstimaCity 電設(17 → 18) |
|
| EstimaCity 電設(16 → 18) |
|
| エクセルコンバータ(6 → 7) |
