「バックアップファイル用ディレクトリが存在しないかまたはファイルが作成できません。作業を続行しますか?」というメッセージが表示されます。どうすればいいですか?
「バックファイル(拡張子 *.$bk)」をご存知でしょうか?
バックファイルは、図面データを上書き保存する際に自動的に作成される、バックアップ用ファイルです。
何らかの原因でバックファイルの作成に失敗すると、上記メッセージが表示されます。「OK」ボタンをクリックしても、バックファイルは作成されません。回避方法は、以下のとおりです。
回避方法
- メニューから「補助」→「システム設定」→「開く・保存」の設定画面を表示します。
- バックファイルの設定で「作成先」の「参照」ボタンから任意のフォルダーを指定します。
補足情報(自動バックアップとの違い)
図面を上書き保存する際に作成されるバックファイル(拡張子 *.$bk)は、作業前の状態(前回保存したときの状態)を保存したバックアップデータです。拡張子を変更しなくてもCADCityで開くことができます。
一方、一定間隔で作成される自動バックアップファイル(temp****.hdc、temp****.hde 等)は、作業中の最新の状態を保存したバックアップデータです。こちらはバックアップフォルダから直接開くことはできません。一度別の場所に保存して開く必要があります。