究極の拾い Ver12.00 で追加および修正された機能をご紹介します。
基本機能
64ビット対応
- 64ビットOSにネイティブ対応しました。OSが64ビットであれば、PCに搭載されたメモリをフルに利用できるようになります。対応OSは、Windows 7、8/8.1、10の64ビットOSです。
レイヤー右パネル
- レイヤー右パネルにプレビュー欄を追加し、現在の入力レイヤーにある要素を表示して確認できるようにしました。プレビュー欄は非表示にすることも可能です。
- またマウスがレイヤー右パネルのレイヤー番号上にある時、オンマウス状態でレイヤー名称や縮尺を表示するかどうかの設定を追加しました。
ファイル
外部入力
- 外部入力系ファイル選択ダイアログボックスで、ファイル名リストのワイルドカード指定による絞り込みに対応しました。(DXF、DWG、Jw_cad、SXF)
DXF/DWG入力
- AutoCAD 2019 形式の DXF/DWG ファイル入力に対応しました。
- レイアウト空間内の反転ブロックを正常に変換するよう修正しました。
- AutoCADのマルチテキストの[下線]、[上線]、[取消線]を「究極の拾い」の文字飾りとして入力します。互換性が高まり、相互に編集が可能になりました。
- 従来マルチ引出線は注釈形状のみの変換対象でしたが、Ver 12.00よりマルチ引出線のバルーン形状(ブロック図形がアタッチされたタイプ)にも対応しました。
- AutoCAD で作図された角度寸法を入力した際、互換性を向上させました。以下のような形状も取り込めるようになりました。
SXF入力
- 圧縮ファイル拡張子.sfz、.p2z に対応しました。
出図
- 「拡縮指定」で前回の設定を保持する機能を追加しました。前回保持を有効にすると、「自動縮尺」及び「指定縮尺」の設定が保存され、次回起動時も有効となります。
- 出図のプレビュー画面で、従来は1回だけのズームアップでしたが、複数回ズームアップができるようになりました。
ツール
帳票作成
- 設定ダイアログボックスの入力欄で、それぞれ20件まで履歴を保持できるようにしました。
設定
高解像度モニター対応(システム設定/表示)
- 3K や 4K などの高解像度モニター用に、大きいサイズ(約2倍)の CSB、右パネル、プルダウンメニュー(第1階層)、ポップアップメニューを表示できるようにしました。
キー定義(システム設定/キー定義)
- キー定義の設定を追加しました。
各種コマンドをショートカットキーやマウスボタンに割り付けることができます。
ユーザー定義(システム設定/ユーザー定義)
- ユーザー定義の設定を追加しました。
色、線種、線幅を図面ごと、または全図面に対して登録することができます。
レイヤー設定(システム設定/レイヤー設定)
- レイヤー右パネルの起動時の状態を、「ページ表示」か「ブロック表示」で指定できるようにシステム設定に項目を追加しました。従来は必ず「ページ表示」で起動していました。
ラスター
PDF入力
- 最初の1ページをアクティブなシートに入力できる設定を追加しました。