EstimaCityの経費マスタでは、「○円×□人」といった経費を作成することができません。
変わりに、材料マスタに人件費として登録することとなります。
その手順・方法は以下の通りです。注意事項もあわせてご確認ください。
- 「経費」ボタンをクリックし、経費マスタを開きます。
- 初期設定のままであれば、消耗品及び雑材料の計算式が下図のようになっています。
- 最初のカッコ内{1:1000}を{1:990}とします。
(これにより、材料マスタにある大分類1番から990番までの材料が見積書に記載され、
自動挿入がオンの場合に、消耗品雑材の経費が反映する事となります。)
- 「材料」ボタンをクリックし、材料マスタを開きます。
- 大分類のカーソルを一番下まで移動し、新規に999番を入力します。
- 大分類の名称に「経費」と入力し、カーソルが999番の「経費」にある状態で、
「開く」ボタンをクリック(もしくは、左側の「+」をダブルクリック)します。
(もし既に991番~999番に材料が入っていた場合、手順3の影響により、消耗品雑材が反映されません。その場合は、材料の番号を991より小さい番号に変更しておいてください。) - 新しい中分類が開きます。コード番号に「1」、名称に「人件費」と入力し、
「開く」ボタンをクリック(もしくは左側の「+」をダブルクリック)します。
- 新しい材料明細が開きます。コード番号、名称、単位、金額(単価)を入力してください。
登録は以上となります。
注意事項
- 上記の設定を行う際、既に材料マスタの大分類991~999に材料があった場合には、
991より小さい番号にあらかじめ変更しておく必要があります。 - 経費マスタに独自の計算式を作成していた場合には、計算式を見直す必要があります。
- 上記の設定で登録した人件費は、複合単価に反映されません。